独自ネガワット取引市場実装・エネパEMS4.0

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独自ネガワット取引市場を実現する
新世代クラウド型EMS「エネパ EMS 4.0」

電力会社と需要家をつなぐエネルギー・リソース・アグリゲーション市場が登場します

ENEPAEMS総合画像

経産省による新しい電力活用手法の一つとして、
節電を発電として扱う「ネガワット」が2017年4月にスタートします。
これは平成27年11月26日、「未来投資に向けた官民対話」において、
安倍総理から2017年までにネガワット取引市場を創設するとの発言があり、実現するものです。
このネガワット、アメリカやヨーロッパなど海外においては非常に大きなマーケットとなり、
省エネを推進する新世代のビジネスとして盛り上がりを見せています。
そこでオプティマイザーでは日本型のネガワット取引市場創設の実現に向け、いち早く着手。
小売電気事業者でありバランシンググループと言う「新電力の共同購入の総元締め」という立場を活かし、
日本においてもネガワットバリューを生み出し、
省エネを発電として扱うことをビジネス化できる、
新しいネガワット概念を発案しました。

エネパ EMS 4.0

新電力基幹システムからIoTまでを一気通貫で統合することで
独自のネガワット概念を実現する「エネパ EMS 4.0」を、
実際に利用可能なクラウド・サービスとして開発中です。
この統合とクラウド・サービス化には、
株式会社オプティマイザーの持つ電力に関する様々な人工知能技術と、
クラウド・サービス開発能力を積極的に活用。
ネガワットビジネスを行うために億単位の投資や
多数のスタッフによる運用などを必要としないサービスになる予定です。

新世代クラウド型EMS「エネパ EMS 4.0」の特徴的なポイント

① ネガワットを自由に取引する新しい市場「ERAマーケット」
② 多数の需要家・施設を持つ事業者までトータルに対応できる「EMSコントロール」
③ 自在な節電実行を可能にする高性能EMSルーター「エネパEMS 4.0 ルーター」

■「ERAマーケット」 独自のネガワット取引が可能なオンライン・マーケット

ネガワット市場の仕組み修正

世界で展開されている「ネガワット」は、電力需要が逼迫した際に高額な金額で節電を買い取るビジネス。
頻度も金額も大きく、工場を止めるなどの積極的な節電・省エネで稼ぐこともできます。
しかし、完成された日本の電力インフラでは、
真夏などの限られたタイミングでしかネガワットのチャンスがなく、
ビジネスとして成立させるには、新しい発想の転換が必要でした。

オプティマイザーグループでは、
経産省登録の小売電気事業者エネルギー・オプティマイザーで運用する電力バランシンググループの
独自基幹システムのビッグデータを解析。
電力卸売市場からの電力調達において、
中小規模の小売電気事業者の多くは市場価格が高い時間帯で赤字調達を行っており、
この赤字で買う電力量を時間単位に詳細に削減することで、
日本でもネガワットを創出できることがわかりました。

そこで、小売電気事業者から需要家の施設に設置したIoTまでを統合してコントロールする、
新しい概念のEMS(エネルギー・マネジメント・システム)の構築を進めています。

電力会社と需要家の間を完全に情報化、
リアルタイムに電力の消費と調達の情報を確保し、
お互いの節電ニーズと節電能力をマッチングする「市場」を、
クラウドシステムとして実装することが可能となります。

季節によらず、多くのタイミングで発生している赤字調達をネガワットのニーズにすることで、
エネパEMS4.0を導入した需要家は可能なときに可能なだけの
節電を「マネタイズ」できるマーケットが誕生します。

これにより、これまで高額な設備を導入して電気代を下げる所までであった省エネが、
省エネをするだけでさらに電気代を削減できる、
新しい「電力エネルギー活用社会」を実現します。

■「EMSコントロール」多拠点対応・一括コントロール可能なクラウド型EMS

クラウド2

エネパEMS4.0は、ネガワット市場だけでなく、
エネルギーマネジメントそのものを革新します。

アグリゲータやフランチャイズなどの多数の
需要家・施設を持つ事業者までトータルに対応できる、
「見える化」かつ「遠隔操作」が可能なEMSクラウド・システムを開発し、
低コストで提供します。

これまでのEMSは、多くが空調などのハードウェアの製造メーカーが提供するシステムだったため、
設備や機材が導入された施設単体の「見える化」までのシステムが多く、
多彩な需要家のビジネスにおいて本当に必要な
「組織としてのエネルギー・マネジメント」の視点が足りませんでした。

オプティマイザーが大手流通小売企業や最大手外食企業からヒアリングしたこのような課題に、
的確かつシンプルに回答できる、「多拠点一括管理」が可能なEMSとして1から新たに自社開発したのが、
エネパEMS4.0のクラウドサービスです。

エネルギー・ルーターとしてエネパEMS4.0ルーターを、
需要家の各施設に設置することで、基本的なエネルギー見える化だけでなく、
本部機能として手持ちのすべての機材・設備の管理・コントロールが可能な階層化システムを実装。

シンプルかつ充実したユーザーインターフェースで、
全国規模の所有施設のエネルギー利用状況確認から、
それぞれの施設の設備ひとつひとつまで、
きめ細やかに把握・管理・操作が可能となります。

多数の店舗を持つ小売事業者、ビルを複数管理する不動産事業者、フランチャイズの本部といった
多数の電気利用拠点を持つ企業の全社的な管理業務・省エネ活動から、
大規模なスマートシティの統合EMSとしての活用まで、幅広く利用が可能なEMSです。

■「エネパEMS 4.0 ルーター」

ルーター独自ネガワット市場を含めた新しい電力活用を実現するためには、
従来の設備に縛られたEMS用ハードウェアなどは利用ができませんでした。
また、バランシンググループ上に実装された人工知能のための

リアルタイム情報を安定的に送信する必要もありました。

そこでオプティマイザーグループは、
このエネルギー管理のための高性能なIoT端末をグループ内で開発。
インターネットを通じてIoTとクラウドを接続する独自技術が、
安定したエネルギーマネジメントを実現。

さらに、経産省が積極的に普及を進めている共通規格「ECHONET Lite」に対応し、
メーカーに縛られない設備導入が可能にしています。

ECHONET Lite規格対応の高性能EMSルーターとして照明やエアコンをはじめ、
配電盤やポンプ、生産設備など様々な機器・設備を、
個々の施設ごとに遠隔操作、自在な節電実行を可能にします。

また、エネパEMS4.0クラウド・サービスと直結する、
エネルギー・オプティマイザーの基幹システムに実装された人工知能が、
このエネパEMS4.0ルーターに接続した蓄電池や太陽光発電設備を面的にコントロールすることで、
VPP(バーチャルパワープラント)を実現できる技術を研究開発中。

NEDOの平成28年度「新エネルギーベンチャー技術革新事業」において
研究開発に成功した基盤技術(特許申請中)を活用したこの技術は、
エネパEMS4.0の独自ネガワット取引市場と連携することで
さらに高効率な電力活用平滑化ビジネスを可能にし、
新しい「日本独自のネガワット&VPP」を実現します。

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